時折空を流れていく星は、燃えているのだそうです。
いずれこの星も燃えてしまうのでしょう。
だとしたら彼の行為に意味があるのでしょうか?
彼はたくさんたくさん考えましたが、
そんなことは関係がなかったのです。
彼は機械です。
彼は決められた仕事をしなくてはなりません。
そのとおり、彼はそれでも働き続けました。
彼は壊れることも眠ることもないロボットです。
長い、長い時間、彼はひたすらはたらくことしかできませんでした。
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